ソフトバンク内川聖一外野手(29)が、今季限りで引退する柴原洋外野手(37)に日本一をささげると宣言した。9日、荷物整理で福岡ヤフードームを訪れ、尊敬する柴原が引退を決断したことについて「僕が言える立場かどうかは分からないけど、さびしいですね。いろいろ話もさせていただいたし」と話し、「シバさんが喜んでもらえるような結果で終わりたい」と誓った。

 小さいころから憧れの存在だった。大分工で甲子園を目指している時は雲の上の存在。柴原がプロ3年目にレギュラーに定着したころは、ちょうど左かかと骨のう腫を発症し病気と闘っていた。小さい体で立ち向かう姿に勇気をもらった。

 「個人的にはこの季節はあまり好きではない。プロの宿命とはいえ、本当にさびしくなる。自分からしっかり自分の言葉で感謝の気持ちを伝えたい」。2月の宮崎キャンプではロッカーが隣同士だった。日本シリーズでユニホームを脱ぐ柴原に恩返しができるか。先輩の思いも背負って、日本一をつかみにいく。