中日井端弘和内野手(36)、浅尾拓也投手(27)ら9選手が自主トレ先のグアムに向け10日、中部国際空港から出発した。現地で約10日間、ウエートなど体力強化に励むことになる。

 集合時間に一番乗りで空港ラウンジに姿を現した井端は「動ける身体を作りたい。バットも“16本”持ってきたし。そのうち14本はゴルフクラブだけど…」と笑いを誘った。

 昨季は統一球に泣かされた。飛ばないボールに対応できなかったため、新モデルを用意。「今季からはバットを従来の900グラムのものよりも20~40グラムほど重くして臨む」。グアムに持って行く2本はその「新モデル」だが、現地では主に1キロ近いマスコットバットを振り込んでくるという。

 浅尾は「体幹を鍛えたい。投手の中田(賢)さんもいるので、いっぱい話したい」と、コミュニケーションを楽しみにした。【坂祐三】