日本ハムのドラフト7位大嶋匠捕手(21=早大ソフトボール部)が、いきなり栗山英樹新監督(50)をうならせた。12日、千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレがスタート。監督、コーチ陣が視察する中、ソフトボール出身の異色ルーキーは、物おじすることなく初日のメニューを終えた。「まず、しっかり体を作っていきたい」と、緊張の色を見せなかった。

 異競技への挑戦という不安をみじんも見せなかった。ティー打撃では、バットを1度振って構え直してからボールを打つなど、自ら考えながら練習に取り組んだ。慣例や常識にとらわれず、自分のペースを崩さない姿勢に栗山監督も驚いた。「みんなに合わせようとすると意味がない。自分のスタイルでやろうとしている。そういう新人は久々に見た感じ」と評価した。

 初日ということもあり、全体的に軽めのメニューだったが、今後は「スキを見せずに、やっていきたい。この寮での過ごし方も大切」と、気を緩めるところはない。キャスター時代に多くの新人を取材してきた栗山監督も舌を巻かせた“ソフトボーイ”が、堂々のスタートを切った。【木下大輔】