日本代表での師弟リレーを狙う。ソフトバンク森福允彦投手(25)が13日、薩摩川内市内で巨人杉内らと行う自主トレを公開した。師匠と慕う杉内はFAで巨人へ移籍したが、13年予定の第3回WBCでのリレーを熱望。また今季目標に、防御率0点台、被本塁打0、球団新記録となる72試合登板を挙げた。
体は小さくとも、目標はデカい。森福が3年連続で通う「杉内道場」で、13年に開催が予定されている第3回WBCで、師匠とのリレーを熱望した。
「どんな時でも杉内さんの後を投げたいという思いがある。去年は勝ち試合で何度か投げて、杉内さんとハイタッチできて幸せだった。これからもあるのなら…」
杉内はソフトバンクからFA移籍したが、昨年日本一までの道程で重ね合ったあの手の感触はもう味わえない。ただ、日の丸となれば話は別だ。年賀状に「チームは変わっても杉内さんが師匠です」と記した森福の夢をかなえる場は、日本代表ならある。今までは無縁でも、昨年の内容なら希望を持てる。
チーム最多60試合登板でリーグ2位の38ホールドポイント。何より日本シリーズで「森福の11球」と呼ばれた無死満塁での火消しは、コントロールと強心臓のたまものだった。杉内も和田もホールトンも抜けた今年は、それを上回るパフォーマンスが必要だ。
「中継ぎの負担が大きくなると思う。自覚を持ってやりたい。1年だけ、ってのは自分も嫌なので」
昨年は8月に夏バテした。「やせやすいので意識して食べて筋肉に変えている」と自主トレではご飯は最低2度おかわり、間食もおにぎりでシーズン中の62キロから68キロまで増量。通年稼働を見据え、投球の土台となる体を強化中だ。
必勝リレーの一員として今季の具体的な目標も口にした。「防御率0点台、被本塁打0。摂津さんが71試合ですか?
72いきたいですね」。球団新の72試合登板を達成するころには、杉内とともに日本代表への招集状が届くはずだ。【押谷謙爾】



