元中日投手の河村保彦氏(かわむら・やすひこ)が21日、膵臓(すいぞう)がんのため愛知県豊明市内の病院で死去した。71歳。岐阜県多治見市出身。岐阜・多治見工高で1958年に春夏の甲子園大会に出場。59年に中日に入団、63年に19勝を挙げた。68年にサンケイ(現ヤクルト)に移籍し、71年を最後に引退した。通算成績は74勝88敗。解説者などを務め、93年にはヤクルトの投手コーチとして野村克也監督の下で日本一を支えた。葬儀・告別式は24日正午から、名古屋市千種区千種2の19の1、いちやなぎ中央斎場で。喪主は長男隆之(たかゆき)さん。