<オリックス6-4ソフトバンク>◇18日◇京セラドーム大阪

 勝っても、オリックス岡田彰布監督(54)は怒っていた。2度のリードをはね返しての逆転勝ちで、昨年9月21日からのソフトバンク戦連敗を9でストップ。しかし岡田監督は3点リードの9回に1失点した岸田について「セーブがつくか、とか、迷うからおかしくなる。オレ(の出番)かもわからんというのを(考えないと)な。教育よ。それだけよ」と怒りをあらわにした。

 1点リードの8回に2点を追加してなおも1死二、三塁のチャンス。岸田にセーブがつかない4点リードも視野に入っていた。しかし後続が倒れて3点差のまま最終回へ。直後にクローザーが3本の単打を浴びて1失点。最後は2死一、二塁で松田を遊飛としたが、1発出れば、逆転のピンチだった。「4点リードなら(最終回は)ミンチェだった」と指揮官は明かしたが、緊迫した試合だけに岸田が準備不足に映った形だ。

 始球式では競馬の武豊騎手(43)が、白馬にまたがって、ド派手に登場。指揮官の後援会「京都岡田会」に在籍する天才ジョッキーの応援もあって、見事に勝利をゲットした。勝率5割復帰に王手をかけたが、岡田監督は最後まで厳しい表情だった。【益田一弘】