<阪神4-3ヤクルト>◇19日◇甲子園

 ヤクルト宮本慎也内野手(41)が4日の阪神戦(神宮)以来となる2安打で、2000本までの残りを12本とした。2回、安藤から12打席ぶりの安打を放つと、9回には藤川の直球を捉えた。「状態が悪いのは自分で分かってるので、気持ちを楽にして試合に入った。1本出て少し楽になりましたね」と振り返った。

 絶不調だった。上半身と下半身のバランスが崩れ、常に差し込まれたような打撃になっていた。改善しようと、この日からティー打撃とフリー打撃で、足踏みをしながら打席の投手寄りに歩いて打つ練習を取り入れていた。「本当はこれでロングティーをやりたいんだけどね。早めにトップをつくって、間を長くとるのが狙い」。修正は結果に表れた。

 2000本はあくまでも個人的な目標。チームに迷惑をかけたくない思いがある。「これだけ状態が悪い時に使ってもらうと、監督に気を使わせてしまったかなと思ってしまう。そうさせないためにも、早く達成したい」。宮本らしいチームへの思いが、安打量産へつながる。【竹内智信】