<西武2-6楽天>◇6日◇西武ドーム

 西武側に一報が入ったのは、試合前のウオーミングアップ直前の午後4時50分ごろ。すでに田中対策のミーティングが終了。対塩見の資料とデータ整理のために、安部打撃コーチはベンチ裏の階段を猛ダッシュで駆け上がった。「よし!

 マー君を打つぞ」と気持ちを1つにした後での変更に、ベンチ裏はドタバタ。「9番中堅」には左の星秀から両打ちの熊代を起用した。

 対塩見モードに切り替えたはずだったが、歯車はかみ合わなかった。得点は4回のカーターと浅村の連続適時二塁打の2点。安部打撃コーチは「知らないピッチャーじゃないから、対応できるかなと思ったけど、切り替えはきつかった」と残念がった。栗山は「何を言っても言い訳になる」と前置きした上で「前の日から準備するのと、いきなりやるのでは差がある」と多少の戸惑いを見せた。星野監督から直接、電話で変更を伝えられたという渡辺久信監督(46)は「アクシデントはどこのチームにもあること。そのせいじゃない」と言ったが、敗戦に表情は硬かった。