<オリックス3-0ソフトバンク>◇26日◇京セラドーム大阪
想定外の完封負けだろう。ソフトバンクが12連敗中だったオリックスに軽くひねられた。最下位が確定し、岡田監督が休養に入るなどほぼ「死に体」の相手に一方的にやられた。
「バント、バント。成功率を上げんと。先頭打者は出ていたけどなあ」。秋山幸二監督(50)は決定打の出ない打線に呼応して元気がなかった。
2回無死一塁で長谷川が送りバントを失敗し、打線全体でも今季最多タイの3併殺打。4度あった得点機を生かせず。先発では初対戦だった前田の不規則な変化球にもリズムを狂わされた。ふと相手ベンチを見てみると、06年にソフトバンクでも監督代行を務めた森脇監督代行が古巣相手に初勝利を挙げ、喜んでいた。
ファウルで粘ってマルチ安打の本多は「残り試合は少ないし、より大事になってくる。最後の最後まで手を抜かず戦うことが大切です」と前は向いた。ただ残り7試合で首位日本ハムと4・5ゲーム差と絶望的な数字が横たわり、最短29日にもリーグ3連覇の可能性は断たれる。勝つことで望みをつなげることしかない昨年王者が、ここにきて白星を取りこぼした事実は重たい。【押谷謙爾】



