<オリックス3-0ソフトバンク>◇26日◇京セラドーム大阪
オリックス李大浩内野手(30)が6試合ぶりの23号で、チームの連敗を12で止めた。初回2死一塁で先制の2ラン。球団ワースト連敗記録を更新した泥沼のチームに15日ぶりの白星をもたらした。
リーグトップの打点を87に伸ばし、本塁打数もこの日25号を打った西武中村を2差で追走。ただ李大浩に笑顔はない。「24本や25本でたとえ本塁打王を取ったとしても自分としては恥ずかしい。30本以上打たなければ」。韓国史上最強打者のプライドもあったが悔やみきれないことがあった。
今季限りの退任が決まっていた岡田監督が前日25日、突然の休養通告でチームを去った。李大浩は監督室でわびた。「自分がもっと頑張っていればこんなことにはならなかった。申し訳ない。昨年、監督が韓国まで来てくれたおかげで特別な契約を結べたのに」。2年総額7億6000万円の大型契約で入団した恩人の退任に、主砲は自分を責めた。「来年は必ず今年を上回る成績を残す」。早くも目の色は変わっていた。【堀まどか】



