<ソフトバンク4-1日本ハム>◇9月30日◇福岡ヤフードーム
日本ハムのラストスパートは小休止となった。今季初の5連勝で優勝マジックを「2」として迎えた一戦は完敗。クライマックスシリーズで対戦する可能性もあるソフトバンクに今季の負け越しも決まった。厳しい表情でベンチから出てきた栗山英樹監督(51)は、仕切り直しを強調した。「札幌に帰って、立て直してね」。思い通りにいかなかった悔しさを押し殺し前を向いた。
試合前に、この日の優勝決定の可能性は消えていた。オリックスと戦った2位西武が接戦を制して勝利。3年ぶりの歓喜を期待して、続々と福岡入りしていた球団関係者も肩すかしを食った。試合も先発中村が崩れ、打線は西川の2号ソロの1点のみ。栗山監督は「(中村は)自分のリズムに乗せられなさすぎたよね。悔しいね。何とかしたかったけど」と、唇をかんだ。
敗戦は痛いが、有利な立場は変わらない。今日、明日と西武が連敗すれば、戦わずして優勝が決まる。しかし、栗山監督は、そんな結末は期待しない。この日の試合前も「西武は負けないと思っている。2つ勝てるように頑張るだけ」と笑顔で話していた。残り3試合で2勝。決して高いハードルではない。
次の試合は3日のソフトバンク戦(札幌ドーム)。「間は空くけど、1週間ほど北海道にいられる。ファンの力も借りて、頑張りたい」。チームは今日1日に北海道に戻る。地元でじっくり腰を据えて、歓喜の時を待つ。【木下大輔】




