<DeNA2-13中日>◇9月30日◇横浜
貧打にあえいでいた中日が大変身だ。1点を追う5回2死満塁からブランコの2点適時打で逆転すると、ここから連続攻撃。和田が通算3000塁打に到達する9号3ラン、直後の平田もバックスクリーンに10号ソロをたたき込んだ。大島がこの回だけで“マルチ安打”を放てば、小田も「どさくさに紛れて打った」と適時打。1イニングで実に11人の走者がホームベースを踏んだ。
11点すべて打点がつき、50年西日本戦(浜松)に並ぶ1イニング11打点の球団記録をつくった。1イニング2桁得点も、03年9月16日巨人戦(ナゴヤドーム)以来、9年ぶり。先発全員得点のおまけつきで、13得点も今季最多。ここ5試合で平均2・2得点だった打線が見違えるように大暴れ。いつも嘆いてばかりの高木守道監督(71)も「そりゃ台風も来るはずだわ。こんな点が入るんだから。監督になって初めてだ」と、台風17号が接近する横浜スタジアムで大喜びだった。
2位でのCS進出が決まっており、優勝した巨人との決戦、その先の日本シリーズを見据えている。球界最年長71歳の指揮官は「ベテランは(残りの試合数が)少なくなれば、ちゃんと集中してやるよ」とニヤリ。頂点への道筋ははっきりと見えている。【桝井聡】
▼中日が5回に打者15人で11得点。すべて打点がついており、1イニング11打点は50年5月25日西日本戦(浜松)の7回に並ぶ球団記録。1イニング2桁得点は、日本ハムが8月21日オリックス戦(旭川)の5回に11得点して以来で、中日では03年9月16日巨人戦(ナゴヤドーム)の6回に12点を取って以来。中日の13得点は今季最多で、2桁得点も9月4日広島戦(ナゴヤドーム)の10点以来、2度目。



