<ソフトバンク4-1日本ハム>◇9月30日◇福岡ヤフードーム

 日本ハム斎藤佑樹投手(24)が“テスト登板”で1回無失点と結果を出した。ソフトバンク戦の8回、5番手で登場。先頭の明石に中前打を許すなど、2死一、二塁のピンチを背負ったが、最後は中村を二ゴロに抑えて乗り切った。プロ初の中継ぎ登板に「投げられることが、うれしい気持ち」。7月29日オリックス戦(京セラドーム大阪)以来の1軍マウンドに喜びをかみしめた。

 この日は、1回からブルペンで準備。先発時とは違い「コントロールもアバウトに全力で投げる感じ」と、1イニングに全神経を集中させた。3点のリードを許した場面での16球。「100%の力を、イニングも短かったので、出し切ろうと投げた結果」と手応えも十分だった。

 成績不振から7月30日に1軍登録を抹消された。2軍施設のある千葉・鎌ケ谷で、外角の制球やクイックの投球フォーム矯正などに、試行錯誤しながら取り組んできた。首脳陣が「どんな状態か見たかった」という復帰マウンド。栗山監督は「やろうとしてきたことが少し見えた。少しでも前に進んだ感じがあった」と評価した。

 吉井投手コーチは、今後について「先発での準備をしてほしいと思っている」と話した。斎藤本人も「先発をやりたい気持ちはあります」と前向きだった。【村上秀明】