<広島1-2阪神>◇9月30日◇マツダスタジアム

 23歳の若虎コンビが広島野村に意地を見せた。広島石井の引退試合であり、金本の広島最終戦でもあるメモリアルゲーム。両チーム無得点の4回だ。2死から5番金本が中前打で出塁。魂を受け継ぐべく、まずは6番森田一成内野手(23)が続いた。マウンドには同じ岡山出身で同い年の野村。中学時代の対戦経験もある男が投げた、低め142キロ直球をたたいた。打球は中堅フェンスに直撃。先制三塁打でアニキを生還させた。

 森田

 同い年なんで、打ちたかった。1試合でも多く出られるのはいいこと。打ってアピールしたい。

 7番伊藤隼太外野手(23)も続く。同学年の野村とは慶大4番、明大エースとして、しのぎを削った間柄。直後の4回2死三塁、外角チェンジアップを中前に落とした。4試合連続スタメン起用した首脳陣の期待に、適時打で応えてみせた。

 伊藤隼

 プロで1年間ローテを守った投手。大学時代のイメージを持ちながら、その場その場で勝負しました。結果はタイムリーですけど、形は崩されていた。勝負に勝ったとは言い難い。高いレベルで刺激しあっていきたい。

 和田監督も「森田で終わらず、隼太もかえしてくれた。こういう形に何度もならないと。今季はあまりこういう得点がなかった」と納得顔だった。