阪神が来季の1軍外国人枠で「投手3人制」を敷く可能性が出てきた。台湾出身の鄭凱文が戦力外となり、メッセンジャー、スタンリッジ、育成枠上がりのザラテの3投手は来季も残留する見通しだ。球団首脳は「メッセンジャー、スタンリッジ級の投手がもう1人いないと厳しい」と話した。中村勝広GM(63)の意向もあるという。先発ローテーションを任せられる3人目の実力派助っ人の獲得に動く方向だ。
来季は守護神・藤川がメジャーに流出する可能性があり、リリーフ陣の戦力ダウンは避けられない状況だ。来日前にセットアッパーを務めていたメッセンジャーの救援転向プランもあり、投手陣の駒を厚くしておきたい思惑がある。阪神はこの2年間、マートン、ブラゼル、メッセンジャー、スタンリッジの4選手で1軍登録を固定してきた。しかし、ブラゼルの解雇は決定的になり、残留が決定しているスタンリッジも今年は安定感を欠く投球が見られた。外国人選手が盤石の態勢で臨める時期は過ぎた。
球団はブラゼルに代わる4番候補の野手補強も進める方針。投打の底上げに、助っ人の力は必要不可欠。外国人選手の総数が6人以上になる可能性がある。投打とも、誰かが2軍生活を強いられるサバイバルが起きるかもしれない。




