阪神ドラフト2位歳内宏明投手(19=聖光学院)が9月30日、腰痛発症後、初めて捕手を座らせブルペン投球を行った。休み明けにフリー打撃で打撃投手を務め、6日のアジア選手権日本代表・大学社会人選抜との壮行試合(鳴尾浜)で、実戦復帰する。8日から始まるみやざきフェニックス・リーグでの本格的な復帰へ調整を進める。

 台風の影響で暴風雨が吹き荒れる鳴尾浜のブルペンで、ルーキー右腕が力強いボールを投げ込んだ。歳内が9月13日の腰痛発症後、2度目のブルペン投球を行った。故障後初めて捕手を座らせて40球。順調な調整に笑顔を見せた。

 「問題ないです。大丈夫ですよ」。2日広島戦(甲子園)で5回1失点の度胸満点デビューを飾り、2度目の先発に向かう予定だったが、1軍合流目前でアクシデントが発生。腰の張りを訴え、28日の立ち投げでのブルペン投球再開まで2週間を要したが、経過は順調。今後の青写真が見えてきた。まずは、休み明けの2日にフリー打撃に登板。問題がなければ、6日のアジア選手権日本代表・大学社会人選抜との壮行試合で実戦復帰する。先発で1~2イニングを投げる見込みだ。

 中西2軍投手コーチは「予定通り。打撃投手で70~80球投げてどうか。本番はフェニックス。その前の試運転になる」と説明。8日から始まるフェニックス・リーグに照準を合わせる。歳内も「フェニックスで投げられるようにしたいですね」と意気込んだ。今季1軍登板は1試合に終わったが、初勝利を狙う来季に向けて期待の右腕が再スタートを切る。【岡本亜貴子】