都内のホテルで29日、「第41回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が行われた。

 最年長でゴールデングラブ賞を受賞したヤクルト宮本慎也内野手(42)が、中日谷繁の“口撃”に白旗を揚げた。都内のホテルで行われた表彰式の壇上で、谷繁が「去年もそうだったけど、誕生日が1カ月違うだけで最年長を取られる。来年は宮本が取れなくて、僕が取ったら最年長になれる」と話したことから、バトルが始まったかに見えた。

 しかし、宮本は「ぼくはもう10回も受賞しました。最年長は来年、谷繁に譲りますよ」とあっさり負けを受け入れた。同じ年ながら11月5日生まれの宮本が、12月21日生まれの谷繁を常に上回ってきた。野球だけでなくゴルフでも切磋琢磨(せっさたくま)しながら競い合う仲だが「意欲は彼には負けます。あと5年ぐらいできるんじゃないかな」と敗北宣言の理由を説明した。

 このやりとりは他の受賞者の刺激にもなった様子。パ・リーグの最年長記録を更新した日本ハム稲葉は「谷繁さんも宮本さんも、この年で受賞するのはすごい。いい目標にして頑張りたい」と、2人を手本にしていた。