ロッテが助っ人再生を図る。13日、巨人を今季限りで自由契約となったディッキー・ゴンザレス投手(33)の獲得を発表した。年俸45万ドル(約3600万円)+出来高払いの1年契約。ヤクルト、巨人で計9年プレー。09年には15勝2敗と抜群の成績を挙げ、10年以降は不振や故障に苦しんで今季も4勝1敗にとどまったが、フロントは再生が可能と判断した。
林球団運営本部長は「故障が多いとは、去年のグライシンガーの時も言われていた。でも活躍できると踏んでいる」と二匹目のどじょうを狙う。2度の最多勝を誇りながら、右肘手術の影響で過去2年で1勝だったグライシンガーも40万ドル(当時レートで約3000万円)の格安獲得。だが今季チームトップタイの12勝を挙げて先発ローテの軸を務め、お買い得な補強だった。
来季構想では先発候補となる。グライシンガーの残留に成功すれば、成瀬、唐川、藤岡らと強力な先発陣を形成できる。ゴンザレスは「また日本でプレーできるチャンスをもらえて、本当に興奮している。自分の力を出し切り、13年を野球人生最高のシーズンにしたいと思っているよ」とコメント。コストパフォーマンスの高い活躍に2年連続Bクラスからの脱却を託す。
◆ディッキー・ゴンザレス
1978年12月21日、プエルトリコ生まれ。96年にメッツに入団し、01年にメジャー初昇格。04年途中にヤクルトに入団。09年に巨人に移籍し、15勝2敗、防御率2・11でベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得。日本では通算45勝39敗、防御率3・46。178センチ、90キロ。右投げ右打ち。




