来季の守護神に指名されている阪神久保康友投手(32)が14日、初めて自らの口で意気込みを語った。サンテレビ「熱血!

 タイガース党」への生出演前、神戸市内の同局で「目の前の与えられた仕事で、最高のパフォーマンスを出すのがプロの仕事で、一番大事なことです」と話した。

 抑えでの起用方針が判明してから、初めて公の場に姿を現した。すでに中西投手コーチから電話で通達されている。久保は「正式に監督から受けていない」と明かし、今後指揮官から方針を伝えられる流れだ。不動の地位を築いてきた藤川がカブスにFA移籍し、空白になったポジション。先発陣の軸である能見も浮上するなど、今オフの最重要テーマになっていた。

 久保はロッテ、阪神を通じて先発投手として活躍してきた。08年にセットアッパーを務めた経験はあるが、プロでセーブは記録していない。それでも抑え役の責任の重さを口にした。「やられると、かなり士気に関わるポジション。勝ちパターンでいって7、8、9回とチームが勝つと全員が思っている状況で回ってくる。負けると1敗以上になる。難しいポジションになる」と話した。フロント、首脳陣が議論を尽くした上での結論であり、期待は大きい。球界屈指の超速クイックモーションを誇り、150キロを超える直球も投げる。番組内でも「『君しかいない』と言われた方が選手としてはいい。自分に付加価値が付くようなことの方がいい」と前向きだった。【酒井俊作】