日本スポーツ学会は16日までに今年の「日本スポーツ学会大賞」に、日刊スポーツ評論家の落合博満氏(59)を選出した。現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としても中日で4度セ・リーグ制覇。その豊富なキャリアと独自の野球理論を下地に、ユニホームを脱いだ今年、独特の鋭い視点でプロ野球の評論・講演活動に新境地を切り開いたことが高く評価された。

 日本スポーツ学会は選手、元選手、指導者、スポーツ団体・施設、学校スポーツ、障害者スポーツなどの関係者や有識者ら、スポーツに携わるあらゆる分野の人材によるスポーツ推進のための親睦団体で、日本スポーツ学会大賞は今年で4回目。来年4月8日に東京都新宿区戸山の早大・国際会議場井深大記念ホールで、授賞式と受賞者による記念講演会を行う。参加希望者は日本スポーツ学会のホームページ(http://www.sports-gakkai.jp)をご覧ください。