阪神能見篤史投手(33)はWBCフル回転に向け、着々と準備を進めている。3月開催のWBCに合わせ、例年より調整を約2週間前倒し。12月18日にネットスローを解禁し、すでにWBC公式球の試投も終えた。12年セ・リーグ奪三振王は代表では先発に加え、三振を取れるリリーバーとしての期待も大きい。「どうなるかわからない。まだ候補なんで仮定の話はできない。しっかり準備しないといけないというのに変わりはない」。冷静に、それでいて着実に階段を上っていく。