左膝手術の影響で調整が遅れている日本ハム金子誠内野手(37)に、11年ぶりとなる二塁コンバート案が浮上していることが30日、分かった。遊撃手との併用で、少しでも負担を減らそうというのが首脳陣の狙い。二遊間を組んできた田中の海外移籍が決まり、内野手は手薄な状況だ。過去3度獲得したゴールデングラブ賞のうち、2度が二塁手として98、99年に獲得したもの。二塁手で出場となれば、02年以来となる。オリックスとの交換トレードで大引を獲得できたのも好材料。金子誠は「ずっと20年、セカンドをやりたいと思っていましたから」と前向きだ。