<オープン戦:ロッテ5-12西武>◇13日◇QVCマリン
ホーム初戦で、伊東ロッテが大敗を喫した。3時間49分に及ぶ打撃戦の結末は大敗。かつて日本一にまで導いた古巣、西武相手の撃沈に、伊東勤新監督(50)は「今までとは違うと期待していたファンの皆さんの前で、最低の試合をした。申し訳ない。すみません」と謝罪を繰り返した。
守り勝つ野球を掲げたはずが、正反対になった。11安打と健闘した打線に対し、それを上回る16安打を浴びた投手陣に「試合をぶち壊された」と怒り心頭。特に、右腕の先発不足から初先発を任せた新戦力のディッキー・ゴンザレス投手(34)が、風速10メートルを超えるQVCマリンの強風に大苦戦。無死満塁からの押し出しを含む4回0/3、12安打8失点と炎上した。「風で球が曲がりすぎた」と弁解するゴンザレスに「論外。あれ以上お客さんに見苦しい試合は見せられない」とばっさり切り捨てた。
どうにも相性が悪い。2月の練習試合から、西武戦は1勝3敗。敗れた3戦で合計22点を失った。「昔のことは忘れたよ」とマリーンズ愛に心血を注ぐが、お粗末さには「一気にテンション下がった」とがっくり。勝敗にこだわり始めた時期だけに、落胆も大きかった。古巣との“前哨戦”はこれにて終了。大きすぎる借りは、開幕後にまとめて返す。【鎌田良美】



