<広島6-7阪神>◇5日◇マツダスタジアム

 5点差あったのに…。広島にとっては痛すぎる延長敗戦だ。5時間1分の死闘は延長12回、福留の帰国後初アーチで葬られた。前日4日に今季初勝利を挙げた勢いのまま、2回までに5点を奪った。先発久本も6回まで好投。完勝ムードが一変したのは7回だった。

 2番手福井優也投手(25)が先頭から連打され、制球を乱し暴投で失点。結局、1死しか取れず3失点で降板した。傾いた流れを、後を継ぐ救援陣も引き戻せず。野村謙二郎監督(46)は「7回を投げる投手がポイント。そこを入れ替えないと」と福井の2軍降格までにおわせた。

 延長10回からは7日阪神戦で先発予定だった中崎を投入。「日曜日がいない」と急きょ、代役投手の選定に入った。開幕7試合で延長戦は3試合目。中継ぎ陣の負担も大きい上に、これで延長戦は11年9月から17試合白星なし(6敗11分け)。勝てば疲れも少しは癒やされるのだが…。【鎌田真一郎】