<広島6-1阪神>◇7日◇マツダスタジアム
丸が猛打ショーだ。広島丸佳浩外野手(23)が3安打の固め打ちで打線を引っ張った。1回に先制点をお膳立てすると、3、5回には好走塁でホームイン。8試合目で早くも3度目の猛打賞を記録し、打率もリーグ2位の4割3分8厘。打撃フォームを変え、今季大ブレークの予感だ。
丸のバットが止まらない。振ればヒットの打ち出の小づちだ。1回に菊池を一塁に置いてセンターへ詰まりながら運び、無死一、三塁の絶好機をお膳立て。ルイスの先制犠飛を呼んだ。3回には遊撃内野安打で出塁し、1死満塁のチャンスを演出。栗原の投ゴロで本塁へ突っ込み、捕手のタッチをかいくぐってホームインする好走塁。四球で出た5回にもルイスの二塁打で本塁を陥れたが、これも捕手をかわしてのもの。6回には二塁打の菊池を右前へのヒットでかえした。
しめて4打数3安打1打点。文句のつけようのない働きを見せ、開幕8試合で早くも3度目の1試合3安打だ。打率も4割3分8厘で巨人村田に次いでリーグ2位につける。
丸
こういうのを積み重ねていくことです。自信にはなりますが、まだ8試合目なので。これを続けていきたい。
今季から打撃フォームを変えた。グリップの位置を下げ、寝かせていたバットを立てて構える新井打撃コーチの指導を受けてのものだ。左方向への打球を意識し、今季14安打中、中堅から左への打球は実に8本。逆方向への打撃を自分のものにしつつある。昨季までは苦手だった左投手も「今は嫌だというのはないし、結果もついてきていますから」と胸を張る。この日の3安打もすべて左投手からだった。
野村監督も「手応えをつかんでいるんじゃないか。広角に打てているし、左も苦にしない。楽しみにしている」と6年目の大ブレークを期待した。【高垣誠】



