<ロッテ3-1楽天>◇19日◇QVCマリン
楽天星野仙一監督(66)が、阪神時代の02年以来となる退場処分を受けた。1点を追う8回の攻撃だった。2死一塁で、ジョーンズが外角低めいっぱいを見逃し三振。直後に“事件”は起きた。代走だった一塁走者の交代を確認するため、橋本球審が三塁側ベンチの同監督に近づいた。その際、暴言があったとみなされ、即座に退場が宣告された。だが、同監督の怒りは収まらない。他の審判たちに身を押さえられながら「お前が退場せい!」と捨てぜりふを残し、ベンチ裏へ消えた。
代理を仁村チーフコーチに託したが、逆転ならず。試合後は一転、穏やかな顔で「ストライクならストライクだろう」。ただ、「あれじゃ選手も迷う」と、ストライク判定が一貫しなかったと指摘。あるコーチは「他にも5つ、6つあった」。それまでの不満が伏線にあった。勝負にかける思いが最後に爆発したが、借金完済は失敗。後味の悪さを残し、5位に後退した。
▼星野監督の退場は中日監督時代の87、88、96、00年、阪神監督時代の02年に次いで11年ぶり6度目。退場の最多記録はローズの14度で通算6度以上は11人目だが、監督で6度以上は(1)ブラウン12度(2)藤本定義7度(3)金田正一、大沢啓二、落合博満、星野仙一6度。監督では金田監督らに並び3番目に多い退場回数となった。




