野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。識者に回顧と展望を聞いた。パ・リーグ編は平石洋介氏(46=日刊スポーツ評論家)。4日の西武戦で通算250セーブをクリアしたロッテ益田直也投手(36)を語る。
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ロッテ益田が4日の西武戦で通算250セーブを達成した。私が引退したのと入れ替わりでプロ入りしてきたので、選手として対戦はしていない。主に打撃コーチの立場から、対戦相手として分析していた。実はどういう投手かと聞かれると、表現は難しい。150キロ台後半の剛速球があるわけではない。それでも、スリークオーター気味から投げる直球には伸びがあり、質が高い。球種も多くはないが、自信を持ってシンカーという武器を投げてくる。若い頃は攻略が難しい投手だった。
何か癖がないかと探ったのを覚えている。確か投球の動きの中で、若干だが一つ見つかった。ただ、動く前の癖ではないため、全打者が見抜けるわけではない。その癖も、やがてなくなっていた。自分で気付いたのか、チームが気付いたのか、勝手になくなったのかは分からないが、ますますやっかいな相手となった。
何より、毎年のように50試合以上、多い年は70試合。タフな投手だ。ベテランとなり、思うようにいかない時期は増えた。特に昨季はコンディション不良もあり苦労したと思う。それでも準備を怠らず、目の前の仕事に取り組んできたから、チームでの立ち位置を確保できているのだろう。そういう姿を見ているから、サブロー監督もセーブ機会を与えたのだと思う。これで終わりではない。まだまだ元気に投げて欲しい。
優勝争いは、首位ソフトバンクに落ちる要素が見当たらない。2位以下とゲーム差が開いてきた。それでも、まだ40試合ほど残っており、何が起きるは分からない。今週まず当たる日本ハムと西武の2位争いに注目したい。(日刊スポーツ評論家)




