右足首捻挫のため2軍で調整中の日本ハム大谷翔平投手(18)が、4月下旬をめどに投手と野手の“二刀流”で1軍昇格へ向けて再出発することになった。「野手・大谷」は19日、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で、マシン打撃を再開。室内練習場でのみスパイクを履き、マシンを相手に65球のスローボールを打ち返した。その後、速度を上げたマシンにも挑戦し「普通のフォームで打てたので問題ない。腫れは完全に引いたわけじゃないけど、痛みはないです」と不安を一掃した。

 ただ、打つだけでは、実戦には戻れない。首脳陣は問題なく右翼守備がこなせるようになってから、2軍戦に出場させる方針で一致。「仮に打てても1軍でDHで出場することはあり得ない。バックホームができるということは、ピッチングもできるということ」と、栗山監督も守備を重視する。大谷は23~25日のイースタンリーグ西武戦(西武第2)でチームを離れ、鎌ケ谷で居残り練習に専念する予定。ランニングやダッシュなど、より足首に負担のかかる守備練習再開へ向けて、別メニュー調整する見込みだ。

 慎重に段階を踏み、全体練習に合流した後、早ければ4月下旬の2軍戦復帰を目指すことになった「野手・大谷」。「投手・大谷」は同時期の29日前後にブルペンでの投球練習再開を目指しており、5月を目前にして“二刀流”挑戦も本格的に再開することになりそうだ。【中島宙恵】