<広島0-2巨人>◇20日◇マツダスタジアム
広島の前田健太投手(25)が、右腕の張りを訴えて予告先発されていた巨人5回戦(マツダスタジアム)の登板を回避した。球団によると「右上腕三頭筋筋膜炎」で、復帰時期は不明。今日21日にも出場選手登録を外れ、今後はチームに同行しながら調整する。
今季3試合に登板して2勝0敗、防御率0・39と好調だった前田健は、前日19日から右腕に張りを感じていたという。「今まで経験したことのない箇所だったので、不安もあった」「無理をして、もしかしたらという怖さがあった。回避すれば早く(治って)次の登板にいけるのではないかと思った。そんなに時間はかからないと思う」と話した。今季、WBCに参加するなどオフから早めの調整を続けた影響ではないか、との見方には「WBCの影響ではないと思う」と、否定的だったが、山内投手コーチは「少しは影響があるのではないか」と話した。
エース不在で臨んだ巨人戦では4回、主砲のブラッド・エルドレッド内野手(32)が右手に死球を受けた。いったんは一塁に立ったものの、自ら交代を求めた。広島市内の病院で「右第5中手骨骨折」と診断され、前田健とともに出場選手登録を抹消されることになった。
相次ぐトラブルで投打の軸が抜ける緊急事態に、野村監督は「非常に苦しい状況です。この試練を若い選手やベテランでなんとか乗り切っていきたい」と険しい表情だった。




