18日の広島戦(マツダスタジアム)で2勝目を目指す日本ハム大谷翔平投手(18)について、栗山英樹監督(52)が12日、同戦は“投手優先”起用にする方針を示唆した。1度は「5番投手」構想を披露したが「まだ2つともやれるほど余裕がない」と負担を考慮し、通常の投手と同じ下位打線での起用が濃厚になった。

 投げては150キロを超える剛速球、打てば打率3割を超える非凡な才能を見せる。栗山監督はセの本拠地試合を「翔平を生かせる形」と話してきた。だが、投球、打撃両面で18歳のルーキーに過度な期待はかけられない。まずは投手としてのパフォーマンスを最大限に発揮してもらうため、負担の少ない打順に組み込むことになりそうだ。また、リーグ戦再開後、DHを放棄して1試合の中で二刀流に挑戦させることについても「この1、2、3年でやる必要があるのか。2つとも余裕が出るようになってから」と慎重な考えを明かした。

 プロ入り最多の7回109球を投げたイースタン・リーグ巨人戦から一夜明けたこの日、大谷は投手組に入って調整し、阪神戦を欠場した。「普通にキャッチボールもできましたし(違和感など)嫌な感じはないです」と動きは軽快だった。今日13日の体の状態に問題がなければ、18日の先発が正式に決定する。「打順によって役割があると思う。どこの打順でも、自分の仕事ができればいいです」と次回登板を見据えていた。【本間翼】