広島野村謙二郎監督(46)が17日、日本ハム大谷翔平選手(18)への“リベンジ”を誓った。今日18日の日本ハム戦(マツダスタジアム)は、大谷の本格二刀流デビューの舞台となる。15日に打者大谷に試合の流れを変える二塁打を浴びていて、指揮官は「マエケンがいいところで打たれたし、かたきを取りたい」と宣戦布告。人気者に投打で斬りつけ?
交流戦を勝率5割で終える。
世間の注目が集まる一戦で引き立て役にまわるつもりはない。DH制がなくなるマツダスタジアムでの登板で、大谷が初めて本格的な“二刀流”を1試合の中で披露する。新千歳空港の待合室で、野村監督は笑みを浮かべながら「化け物みたいな選手だよね」とポツリ。能力の高さに最大限の賛辞を送ったが、勝負となれば話は別だ。
「150キロの超える球を連発するし、ファンも楽しみにしていると思う。でも、マエケンがいいところで打たれたし、かたきを取りたい」
打者大谷には痛い目に遭った。15日、札幌ドームでの対戦だ。1-1の8回1死一塁から、エース前田健がチェンジアップを左中間への二塁打とされ、ピンチを拡大。ここから4点を失い敗戦。3打席凡退後の勝負どころで、流れを変えられる効果的な一打だった。
指揮官は「157キロも投げれば、試合はつくるでしょう」と苦戦を予想するが策はある。「ランナーが出てからだね」。得意の機動力がカギを握る。チームの総盗塁数61は、12球団トップだ。石井内野守備走塁コーチが「そこはまだ完成されていない」と話すように、足技で18歳のペースをかき乱していく。
見方を変えれば、絶好のアピールの場でもある。交流戦打率4割4分2厘の松山は「どんな投手か見てみたい。ボール球に手を出さずに、速い真っすぐに合わしていけば打てると思う」と自信をのぞかせた。現状では右投手限定でのスタメン起用が続いている。リーグ戦再開時に真のレギュラーの座をつかむため、主役の座を奪う意気込みだ。
交流戦は日本ハムにだけいまだ未勝利。勝率5割で終え、リーグ戦再開に弾みをつけたい。球界注目の6・18は、カープが笑う日にする。【鎌田真一郎】




