攻める-。楽天田中将大投手(24)が開幕15連勝のプロ野球記録に挑戦する。今日2日の日本ハム戦(札幌ドーム)に先発。開幕から無敗を続け、15連勝となれば81年の間柴茂有(日本ハム)、05年の斉藤和巳(ソフトバンク)に並ぶ。登板前日の1日、札幌市内の室内練習場でキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。「全ては勝った時に話しましょう」と多くを語らず、集中力を高めた。
ペナントレースの勝負どころとなる8月の初戦だ。大事な一戦になるかと問われ、「それはもちろんです」と言葉に力を込めた。後半戦はここまで5勝1敗1分けで、5勝は全て逆転勝ち。田中が前回登板した7月26日のロッテ戦も、9回逆転サヨナラで、14勝目をゲットした。「チームもすごく良い勝ち方をしている」とエースにとって好調打線は心強い限りだが、「主導権を握って戦えるように、ピッチャーがしっかり抑えることが大事」と、先手を取らせるつもりはない。
チームは貯金16で2位に5ゲーム差をつけて首位を快走する。それでも星野監督は8月を「(勝率)5割ではダメ。攻めていく」と言った。歩みを止めず前に進む。それは田中も同じだ。「憧れのピッチャー」という斉藤和巳の残した日本記録に、肩を並べる時が来た。【斎藤庸裕】



