<日本ハム1-4楽天>◇2日◇札幌ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(19)は、またしても完敗だった。5番に起用されたが期待に応えられず「今日は、やられっぱなしだったので…」。楽天田中との3度目の対決は、3打席連続の空振り三振を含む4打数無安打。球威抜群の直球に多彩な変化球で翻弄(ほんろう)され「甘い球がなく、コースにしっかり来ていて、なかなか打てないなと思いました」と、脱帽だった。

 これで対田中の通算成績は8打数無安打、5三振となり、手も足も出ない状態だ。3三振後に迎えた9回の打席(二失)では「抜けたフォークボールが来たのに、あてにいく打撃をしてしまった」と、悔やんだ。

 ただ、19歳の大型新人が、開幕15連勝のプロ野球記録に並んだ右腕を熱くさせたのは、確かだ。田中のこの日の最速154キロは、大谷の第2打席で記録。“投手・大谷”は「すごいなと思いますし、まだまだ僕には届かないところ」と羨望(せんぼう)のまなざしを送り、“打者・大谷”は「しっかり打てるようになりたい」と、近い日の雪辱を誓った。