<巨人0-7阪神>◇4日◇東京ドーム
巨人がマジック点灯に失敗した。7回1死二、三塁。野選で2点目を許した菅野智之投手(23)が、がっくりとひざを着いた。阪神藤浪との投げ合いだったが、粘りきれなかった。緊迫した投手戦は、そこから一気に流れを変え、勝負がついた。
いきなり先制を許す展開だった。プレーボール直後の打者にストレートの四球。そこからあっさり失点した。原監督はそれを問題視した。「簡単に先制点をあげたのが課題。こういうゲームにおいてはそこが反省点でしょう」。苦しい首位攻防戦になった。
8月に入って、巨人は先発投手陣の立て直し作業に入っている。投手の登録を13人に増やし、先発を6人でまわす。調整を優先させるため、試合ではベンチ入りの枠を25人使い切らず、24人で戦う。試合に出られる選手が1人少ないのはハンディにも見えるが、これが先を見据えた準備だ。
川相ヘッドコーチ
今は先発投手陣が長いイニングを投げられず苦しい試合が多い。6連戦が続くし(無理にベンチ入りさせるより)調整を優先させたいということでしょう。そのうち、調子を取り戻したら野手を増やして勝負する時も来る。
投手と野手は補い合う関係だ。今は、投手の復調を待つ時期。まだこの体制となって4試合しか終えていないが2勝2敗と、我慢の戦いを続けている。この日は敗れたが、先に目を向けた準備は必ず生きる。近く、盤石の先発ローテーションがよみがえるのを待っている。次の最短マジック点灯は7日。巨人2連勝、阪神2連敗で41がともる。【竹内智信】




