阪神岩田稔投手(29)が15日、出場選手登録を抹消された。14日広島戦で5回途中6失点で降板。中西投手コーチは「そのまま、こっちで練習させます」とし、1軍に同行して調整することになった。

 阪神の先発ローテーションは27日からの巨人戦(東京ドーム)を見据えてスタンリッジ、能見が中5日で登板間隔を詰めている。岩田は再登録できる25日に相性のいい中日戦へ向かうことが濃厚だ。中西コーチは「ボール自体は悪くないんで、間合いであったり、投げ方をこっちで考えます」と、修正を急ぐ。

 岩田が投げる25日は日曜日。これまで基本的に日曜日に先発してきた藤浪晋太郎投手(19)は、18日ヤクルト戦の登板後、プロで初めてとなる中5日で24日中日戦に向かう見込み。間隔を開けて巨人戦に回る可能性もあり、いずれにせよ反撃のキーマンとなる。藤浪は「言われたところで投げるだけです。調整とかも、不安はないです」と淡々と話した。