阪神藤浪晋太郎投手(19)が安芸1号を放り込んだ。投手に課せられた打撃メニューで豪快なスイングを披露。白球を左翼スタンドへ軽々3本放り込んだ。今季は1安打で打率2分7厘。「自分はセンスがないので。コツコツやるしかないですね。最低でもバントはできるようにしたい」と9番目の打者としての自覚を口にしつつ、打撃にも磨きをかけるつもりだ。初仕事となったオマリー打撃コーチ補佐も「もっと練習しないとね。背が高いからストライクゾーンも広い。ゴールデンルーキーね」と及第点は与えず、野手並みの期待?

 をかけた。

 また、この日は投内連係でバント処理でもたつき、高代内野守備走塁コーチから2度の「もう一丁」を課せられた。ただの「投げ手」では終わらない。打撃、守備でも目の前の課題を確実につぶし、エース街道を進んでいく。