12月も気分はキャンプ!?

 ソフトバンク秋山幸二監督(51)が22日、打ち上げで選手たちに訴えたのはただ1つだ。「なかなかすぐ技術が身に付くことはない。意識しながら2カ月、自分を律してやってほしい」。濃厚な練習だった3週間を生かすも殺すもオフの取り組み次第。やる気あふれる若手たちは来月に西戸崎合宿所で合同自主トレを行うことを決めた。

 今季右肩を負傷した柳田悠岐外野手(25)は「春には万全にしたいので僕は肩を鍛えます」。6月末の守備で痛め9月末まで外野守備を回避。チームに迷惑をかけただけに休んでいられない。今オフ、イベント出演や取材依頼NO・1のモテ男は日程を午後に組んでもらい、午前から練習に専念する徹底ぶりだ。

 5年ぶりBクラスで迎えるオフ。「チームとして結果を踏まえ変化しないといけない」と険しい顔の秋山監督の思いはチームに伝わっているようだ。【押谷謙爾】