楽天田中将大投手(25)が17日、来季からのメジャー挑戦の希望を表明した。仙台市内の球団事務所で立花陽三球団社長(42)と面談。この日、日本野球機構(NPB)と米大リーグ機構(MLB)との間で移籍に関する新しいポスティングシステムが発効し、申請の受け付けが始まった。田中は新制度による移籍を求めた。
立花球団社長は、改めて新ポスティングシステムへの疑問を口にした。「12球団の総意で決まった。あのシステムはシステムでいいのかもしれません」と言いつつも、手続き上に不明な点があると指摘。田中が海外フリーエージェント(FA)の権利を取得するのは早くても2年後。実質的にFAによる移籍と変わらないとして、「ちょっとポスティングなのかFAなのか、よく分からない。NPBに確認しないと、球団として次のステップに進めない」と発言。この日、NPBへの確認作業を行った。
また、譲渡金の上限が約20億円に抑えられたことについては「(日本球団は米国の選手に対して)いくらでも出していい。日本だけ上限をつけられて、それをOKすることが日本の野球界のためになるのか疑問が残る。あえてMLBの方が上だと言っているようなもの」との主張を繰り返した。一方で「金額については分かっている」とも話しており、「約20億円」という額の多少よりも、上限が設けられたこと自体への疑問を投げかけた。




