金の卵に1億円投入!

 広島のドラフト1位大瀬良大地投手(22=九州共立大)ら新人5選手が13日、広島市内の広島大学病院で体力測定に臨んだ。今年から同病院での測定が始まり、昨年9月に誕生したスポーツ医科学センターも使用。日本全国を見渡しても数少ない3次元動作解析装置を17台用いた動作解析も行われた。総額約1億円の最新機器で投球フォームを分析し、大瀬良は「調子が悪くなると、左肩の開き、左膝の開きが早くなる。しっかり分析しながらチェックしていきたい」と笑顔を見せた。

 他にも心肺能力、瞬発力など計7項目を測定。動作解析結果は数日後に出る予定で、この日判明した筋力など4種目のうち3種目で大瀬良が最高数値を出した。体のトータルバランスを表す測定では一流アスリート並みの数値を記録。「自信がなくて、真ん中ぐらいの数字を残せたらと思っていたんですけどね」と照れ笑い。早くも大物の片りんを披露した。【佐井陽介】