オリックスから移籍した李大浩内野手(31)が4日、初のシートノックで一塁守備に就き、安定感のある守りを披露した。松中、カニザレスと3人で一塁に入り、逆シングルなど柔らかいグラブさばきで軽快に動いた。「個人的には十分力を発揮できたと思う。変なところに投げて恥ずかしかったよ」と、1つ悪送球したことを苦笑いし反省した。

 オリックス時代の12年が144試合中129試合、昨年が141試合中112試合一塁を守った。守って打撃のリズムを作るタイプだけに「キャンプ中に特守を1、2回は受ける」と守りも重視。194センチと大きな的は、昨年69試合に出場した中村より19センチも大きい。守備範囲は広くないが新4番は確実な守備でもチームに貢献する。