<中日4-10阪神>◇22日◇ナゴヤドーム
投壊で竜のナゴヤドーム8連勝は夢と消えた。3点差を追いついた直後の8回からセットアッパー田島が登板したが、1死後の四球から崩れて3失点。さらに9回にも、6試合7回1/3を無失点だったドラフト5位の祖父江が、プロ初失点を含む3点を献上。終わってみれば今季2度目の2ケタ失点を喫し、虎のえじきとなった。
受けた谷繁元信兼任監督(43)は2敗目の田島について「突然ああいう風になる時がある。技術的なことなのか、精神的なことなのか」と厳しい表情。勝ちパターンの8回を任せてきたが、今季は10回2/3で8失点、防御率5・06となった。配置転換について問われた指揮官は「順番は変わる可能性があるかも知れないけど、今のところないです」とコメント。方程式から外れることはないが8回は福谷や又吉に譲り、7回に回る可能性を示した。
ガッチャマンも沈んだ。今季から登場曲に人気アニメソングを使う山井が5回4失点。2点先制を許したその裏、1点差にしてもらったが、直後の3回にゴメスに2ランを浴びた。前日は「ゴメスに打たれても他の選手を抑えればいい」と腕ぶしていたが、3番鳥谷を出塁させての被弾で必勝計画は失敗。黒星こそ免れ、無傷3勝に変わりないが、セ界1位だった防御率は4位の2・52と後退した。
ガッチャマン、セットアッパー、無失点新人でまさかの10失点。受けた谷繁監督は3投手とも四球から打ち込まれたワンパターンにまゆをひそめた。「意識すると余計にそうなる時がある。でもプロである以上、少なくしていかないと失点は減らない。相手にバットを振らさず塁に出すんですから」。ナゴヤドームの連勝も7で止まり再び借金生活。この日与えた計6四球を竜投は苦い教訓にしないといけない。【松井清員】



