<阪神1-6広島>◇1日◇甲子園
また、記念星をプレゼントした。阪神の連勝街道に再び、広島のドラフト1位ルーキー大瀬良大地投手(22)が立ちはだかった。半月前にプロ初勝利をプレゼントした黄金右腕に、今度は初完投を献上。6連勝でストップされた前回4月16日と同じく、ゲーム差なしの戦いで甲子園連勝を10で止められた。昨秋のドラフトで1位指名した相手だけに、悔しさは一層つのる。
和田監督
3回に点を取れていれば違ってるんだろうけど、事実として2回やられたわけやからね。
関川打撃コーチ
配球を変えられていた。右打者へのシュートかなあ。うまく振らされていた。2回やられたのは事実だし、次は三度目の正直といきたい。
もてあそばれた。7回5安打1失点に抑えられた4月16日は、左打者へのカットボールに苦しんだ。150キロを超える剛腕の投球術をインプット。すると今度は、右打者の内へ食い込むボールに翻弄(ほんろう)された。3回無死一、二塁では投手岩崎がスリーバント失敗(三振)。マートンや福留、鳥谷のライナーも正面をつき、横に揺さぶった相手が一枚上だった。
和田監督
また交流戦までに当たる投手なんでね。しっかり対策を練って、苦手意識を持たないように。やっつけないと。
今季初の単独首位を逃した。半年前の「虎の恋人」が、早くも「虎キラー」となってしまうのか。そんなせつない思いを、指揮官は力強く「やっつける」と宣言した。13日からの米子2連戦での再戦が濃厚。両リーグ最多の172得点を誇る猛虎打線として、同じ相手に3度もやられるわけにはいかない。【近間康隆】



