<巨人4-6ヤクルト>◇13日◇いわき
巨人で現在、最も頼れる打者にアクシデントが起きた。7回2死一塁。3番レスリー・アンダーソン外野手(32)が三遊間を襲うゴロを放った。追いついたヤクルト遊撃手の森岡が繰り出した送球との競争に足をフル回転させる。だが一塁ベースを目前にガクッと体勢が崩れた。右太もも裏に強烈な痛みが走った。セーフにはなったが、プレー続行は不可能で肩を担がれながら、ベンチへ引き下がった。
試合後のアンダーソンは「ひどい感じはしない。少しつった感じ。トレーナーの治療で何とかなると思う」と交代時の痛がり方よりは軽傷を強調した。この日は病院には行かず、アイシングによる治療で様子を見ることになった。原監督は「あのときね…。明日になってみないと分からない」と話した。ここまで慢性的な下半身の張りを訴え、早めの途中交代などブレーキをかけながら起用してきた。慎重に状態を見守る必要がある。
キューバ出身のスラッガーとして打線の中軸を担ってきた。開幕こそ7番スタートだが、4割近い打率を残し、第79代の4番にまで昇格した。最近は3番に打順を戻したが、この日のマルチ安打を含め、3割7分、7本、31打点と圧倒的な数字を残していた。
この日はキューバから獲得したセペダが2軍で調整を開始。前日12日に原監督は明日15日のヤクルト戦前の1軍練習に合流させ、状態を見極めて昇格を判断するとしていた。アンダーソンの状態によっては、外国人枠の陣容について構想の変更が求められる。【広重竜太郎】



