<巨人4-6ヤクルト>◇13日◇いわき
ヤクルトがザックジャパンさながらの「サプライズ起用」で連敗を4で止めた。試合前、小川淳司監督(56)は腰の張りを訴える川端に代わる三塁のスタメンを「タナカ」と発表。会見場となった三塁側ベンチにいた報道陣はどよめいた。田中浩は二塁が本職で三塁は1軍未経験だ。「守備より攻撃。攻めるんだよ。ザッケローニで」と説明した。だが、真の意図は別にあった。
11打数6安打、打率5割4分5厘、2本塁打。今季の田中浩の対左投手成績だ。「対杉内。ここのところ点が取れていないのは事実だから」。勝負強い川端を“スーパーサブ”に据え攻めの姿勢を打ち出した。田中浩は5回に先制の2点適時二塁打。指揮官の抜てきに先制“ゴール”で応え、「連敗を止められて良かった」とホッとした表情を見せた。川端も同点の9回1死満塁に代打で決勝打。采配が当たった指揮官は「非常に大きな1勝。みんなで勝った」と胸を張った。




