<DeNA2-7中日>◇13日◇バッティングパレス相石ひらつか

 中日森野将彦内野手(35)が逆転決勝打を放った。1点を追う3回2死満塁で久保の初球真っすぐをとらえ、2点タイムリーを左前に運んだ。「平田がつないでくれたので、初球から狙っていこうと思っていました」。谷繁兼任監督も「2アウトから逆転できて、その後のゲームを進めていく上でよかった」とたたえた一打が、14安打7得点の猛攻を呼んだ。

 神奈川出身の森野にとって平塚は原点だった。「プロ野球に入らせてもらった球場ですから」。東海大相模で4番を張ったがクジ運などもあり、メーンの横浜スタジアムでは公式戦を戦ったことがなかった。高3夏の最後の試合、準々決勝の横浜戦では3打席敬遠されたが相手が勝負にきた唯一の打席で本塁打を放った。石井スカウトはその姿を見初め、96年ドラフト2位で指名した。18年たっても感謝は忘れない。恩返しの逆転打だった。【松井清員】