<中日4-7ヤクルト>◇16日◇ナゴヤドーム
来日初勝利は難産だった。ヤクルトのクリス・ナーブソン投手(32)が、7度目の先発でやっと勝利をつかんだ。6回を投げ9安打を許しながらも3失点。投球フォームが崩れ、修正に苦心した。だが、140キロにも満たない直球とチェンジアップ、カットを低めに集め、味方が得点した4回まで丁寧に打たせて取った。
ロマンからウイニングボールを受けると、表情をほころばせた。「野球って面白い。前回は1安打で勝てなくて。きょうは野手に助けてもらった。でも僕は自分の仕事を割り切ってやるだけ」。10日DeNA戦はバルディリスに浴びた2ランだけで、1安打完投負けを喫した。だが、気持ちの切り替えは早かった。身近に接する藤沢通訳は「本当に引きずらない。今まで見てきた外国人の中でも、プロフェッショナルな方だと思う。いつも通りに過ごしていた」と感心した。
小川監督も「自分の仕事と割り切っている感じに見えていたけど、勝てて良かった」と喜んだ。先発ローテの中で1人だけ未勝利だったナーブソンが、今季初の4連勝に貢献した。【矢後洋一】



