<楽天2-12西武>◇18日◇盛岡

 追い込まれてもフルスイング。昨季打点王の打撃が戻ってきた。西武浅村栄斗内野手(23)が、2打席連続本塁打を含む3安打4打点。4安打3打点の前日に続き大当たり。チームを今季最多17安打、4月17日ロッテ戦以来今季2度目の2ケタ得点、今季3度目の2連勝に導いた。

 まずは同点の2回無死一塁。カウント1-2からの直球に反応した。打球は高い弧を描き、両翼91・5メートルの左翼芝生席に落ちる6号決勝2ラン。続いて3回2死走者なし、カウント1-2。今度はカーブにフルスイングで、7号ソロだ。「風に乗って飛んでくれました。狙っていません。来た球をしっかり振ることができ、結果的に本塁打になった」。信じる打撃に専念した結果と強調した。

 打線に4番中村と5番メヒアが入った15日・札幌ドームから4番から6番に。「チャンスメークも打点も。やることはある」と、6番として機能することが勝利につながると話す。「4月は強い打線が組めなかった」と嘆く伊原監督も「浅村が6番にいるのは、よそから見ると嫌~な打線ですよ」と反撃への手応えは十分。11日間の長い遠征を2連勝で締めくくり、5位楽天とは2ゲーム差に迫った。最下位に眠る獅子が、交流戦で目覚める気配だ。【金子航】