<阪神4-1DeNA>◇18日◇甲子園

 虎党も分かってきた。2回だ。先頭マウロ・ゴメス内野手(29)の白木が火を噴いた。快音とともに描いたのは、きれいな弧。高々と上がった白球は浜風にも乗り、十分に「それ」だと感じさせた。左中間席へ飛び込んだのは、チームトップタイとなる7号先制弾。着弾する前から、スタンドは沸いていた。

 ゴメス

 真っすぐが甘いコースにきて、しっかり捉えられた。落ち着いてしっかりボールを見よう、呼び込んでいこう。それだけ。しっかりとボールを待つようにしました。

 7試合ぶりの1発だった。13日からの広島2連戦は9打数5三振、16日DeNA戦も2三振した。外角や低めのボール球を追い、バットが空を切る連続。だが、この日第4打席はソーサの外角球を見極め、3試合ぶりに四球を選んだ。

 和田監督

 昨日あたりからバットが止まるようになってきた。バットが止まればストライクゾーンに来るので、昨日今日の打撃ができる。相手も、ある程度ゴメスを分かってきている。これから少しずつ我慢が必要になってくる。

 右翼席からの「ゴメスコール」に高々と帽子を掲げた。少しずつ慣れてきたそのしぐさも、さまになってきた。三振はリーグトップの53、でも打点38もリーグ2位。豪快ヘッドも見せる虎の主砲が、堂々たる成績でパ・リーグの猛者へ挑んでいく。