右手有鉤(ゆうこう)骨鉤骨折でリハビリ中のヤクルト小川泰弘投手(24)が19日、都内の病院で検査を受け、キャッチボール再開を許可された。経過は順調で、当初の見通しで最短といわれていた4週間後に投球許可が下った。早ければ今日20日からボールを使ったリハビリに入る。今後は経過次第だが復帰には慎重を期していく方針で、前半戦は絶望的とみられる。小川は4月18日の阪神戦で打球を受けて骨折し、離脱。これまでは右手を使わず下半身強化中心のリハビリを行っており「早く復帰したいけど焦らず完全に治すことが一番」と話していた。