阪神藤浪晋太郎投手(20)の背水登板は、雨天中止で持ち越しとなった。今日27日、プロ初となるスライド先発で2軍再調整の危機を回避する。26日は甲子園室内練習場でショートダッシュなどで汗を流した。「やることは変わらない。しっかり調整したい」と静かに闘志を燃やした。

 ここ3試合で15回9失点と不調で、中西投手コーチからは「最後通告」も突きつけられた。イレギュラーではあるが、慣れた中6日の登板となり、結果を残すことが求められる。前日25日には「結果は常に求められるが、明日結果出さないとダメだと思う。どんな形であれ結果として抑えられるようにしたい」と並々ならぬ覚悟を口にしていた。

 昨季4月7日には先発予定だったが前日6日が雨天中止となり岩田がスライド。藤浪は2番手で中継ぎ登板し、2回1失点、3四球と荒れた。突然の変更には強くはないが、中西投手コーチは「絶好のバロメーターだろ」とハッパを掛けた。

 対するは交流戦負けなしの好調ロッテ。昨季は6回途中3失点と打ち込まれた。やることは変わらない。甲子園に降りしきった雨を、恵みの雨とするしかない。【池本泰尚】